週明けの東京株式市場は、参院選の前哨戦とも見られた、統一地方選の前半戦で大きな波乱がなかったことで、現段階での政策変更はないものとの判断と、米国の3月の雇用統計が事前の予想を上回ったことから米景気に対する警戒感が後退し、円高が加速して1ドル=119円20銭から30銭と輸出関連株と主力銘柄への買い安心感が広がりました・・・・・
テクニカル面では、常々折りに触れて言及しておりました、上値抵抗線(3月12日高値と3勝ち26日高値を結んだ延長線)にほぼ接するところまで上げてきました。
ここからもう一段、抵抗線破りの上昇トレンドを描くか、それともトレンドライン内の波動で上昇するか、いずれにしても目先のキーポイントにさしかかってきました。
ただ、押したところは買いのスタンスは維持して構わないようです。
ところで、今日は何故、選挙などの政治的なイベントがあると株価は大きく影響されるかを理解しておきましょう。
お金は不自由や拘束されることを好みません。例えば「政治的な不自由」「規制」「低金利」「税金」「リセッション」などはとても嫌いです。
なぜでしょうか?それは、お金は本性を生かして自由に増殖したいからです。
また、増殖しても「不当に高い税金」などで利益を多くをもっていかれてはもともこもないからです。
お金は、そんな場所からは、さっさと逃げ出してしまいます。また、増殖しようと市場に参入してきた時、「あれしちゃだめ」「これしちゃだめ」「こうしなさい」という規制をかけられ、増殖を妨げられることも最も嫌いなことなのです。
つまり、時の政府の「政策がお金にとってリベラル」なのか、それとも「大きな規制をかけてくる政策」なのかで、株式市場へのお金の流入量が大きく変化するわけです。
「株は政策にあり!」。実はとても大切なことなのです。
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