4月3日の東京株式市場は、この日一日に関する限りは、最悪のシナリオとはならずに済みました。
昨日、指摘しました最悪のシナリオとは、『今回の下げ若しくは次回の下げで、3月14日の安値16629円を下回らないことです。当然、下値抵抗線の16800円どころを下回らずに反騰すれば、3月30日のザラバ高値17381円に挑戦する足取りとなる可能性も大いにあります。
逆にここを切ってきますと、3月14日の安値を下回る可能性もあり最悪のパターン、つまり長期調整局面が現実味を帯びてきます。』という内容でした。
ところで4月3日の日足チャートを見て頂きますと、2日の大陰線が3日の小陽線を包み込むような形の「はらみ線」となっています。
ここで、この形が示現した直近を例にとってみますと、3月5日6日と3月14日15日の2回示現しています。
お手許に株価チャートのない方は、「ヤフー・ファイナンス」で確認してみてください。
そこで確認しましたら、その2回がそれぞれ示現した後の相場の流れはどのようになっているか、読み取ることが出来ますでしょうか!
そうです、はらみ線が示現した翌日は陰線を付けていますが、
大引けではそれぞれ2日前の大陰線を下回らずに引け、次の日は2回とも、
終値で大陰線の始値を抜く陽線でひけています。
その後は、ご存知のように反騰する流れとなっています。
この例から見ますと、本日陰線から明日(5日)は陽線で2日の大陰線を抜けてくるという読みが成り立つわけです。
しかし、そこは株!そんな簡単に同じパターンになりましょうか?
テクニカルやチャーチストは上昇を決め込むことは、やぶさかではないでしょうが、本日(4日)にもし終値で2日の安値を下回って引けたら、前2回のパターンは脆くも崩れさることになります。
まだ、この時点では、相場の行方は、上か下か決定していなということです。
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