4月2日の東京株式市場は3月29日のザラバ安値17036円をあっさりと割ってしまいました。
この大きな陰線が意味するものは果たして?
今後を占う上で、2日の日経平均が完全陰転した分岐点は、当方分析では、17189円です。前日比で申しあげますと、約97円安を割り込んだ時点でした。
ザラバを監視していた私としても、どうかこの線を割り込まないようにと願っておりましたが、残念ながらその願いは通じなかったようです。
2日の相場は、17190円を割り込んでからは(分析上陰転してからは)、一気に持ちこたえていたタガが外れてしまったかのごとく、あれよあれよと言う間に、先物安につられて値を下げました。
それでも、3月29日のザラバ安値17036円を割り込まなければ救われたのですが、そのデッドラインさえもあっさりと割り込んでしまいました。
エリオットでいう、下げの第3波に突入したことになります。
このようにお話すると、今後の、流れが気になる投資家のみなさんも多いのではないかと思いますが、まず良い方のシナリオから申し上げますと、今回の下げの第3波が終了した後、切り替えした段階で、3月30日のザラバ高値17381円を抜いてくることが出来るかが問題です。
その前提としては、日々の分析で短期指標が陽転して、更に中期・長期の指標が陽転することが、望ましいのですが果たしてどうなりましょうや?
反対に最悪のシナリオは、今回の下げ若しくは次回の下げで、3月14日の安値16629円を下回らないことです。当然、下値抵抗線の16800円どころを下回らずに反騰すれば、3月30日のザラバ高値17381円に挑戦する足取りとなる可能性も大いにあります。
逆にここを切ってきますと、3月14日の安値を下回る可能性もあり最悪のパターン、つまり長期調整局面が現実味を帯びてきます。
今週の相場は、目を放せなくなりそうです。
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