金持ち父さんの投資ガイド 上級編 ― 起業家精神から富が生まれる (単行本(ソフトカバー)) ロバート キヨサキ (著), シャロン レクター (著), 白根 美保子 (翻訳), 林 康史 (翻訳), 今尾 金久 (翻訳)
出版社/著者からの内容紹介
「金持ち父さん 貧乏父さん」(累計129万部)、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」(累計26万部)に続く、「金持ち父さん」シリーズの第3弾。著者が9歳のときから始まった金持ち父さんの教えは、25歳になった著者がベトナム戦争から帰ってくると、いよいよ本格的になってくる。
「投資ガイド」の下巻にあたる「上級編」では、「金持ちになるためのプラン」の第二ステージから第五ステージまで進んでいき、だんだんと起業家精神に重点がおかれていく。プランの第二ステージでは、投資家を5つのタイプに分けて説明しているので、どのタイプを目指すのかを読者が自分で決めることができる。第三ステージでは、しっかりとしたビジネスを起こすために必要な基本構造を表した「B-Iトライアングル」について説明する。第四ステージでは、究極の投資の形である「投資を作り出して人に売ること」、つまりは「会社を起こして株式を公開すること」を取り上げる。最終段階となる第五ステージは、富を還元することについての教えであり、いちばん重要なステージだと著者は強調している。
キヨサキが子どもの頃に金持ち父さんから受けた教えについて書いた「金持ち父さん貧乏父さん」、青年期に受けた教育について書いた「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」に続けてこの本を読むと、金持ち父さんの教えの全体像がかなり鮮明に見えてくる。これまでの二作を読んで、「もっと具体的な教えがほしい」と思っていたシリーズ愛読者には、必読の書となるだろう。
内容(「BOOK」データベースより)
金持ち父さんは投資家を次のように分類している。適格投資家、専門投資家、洗練された投資家、インサイド投資家、究極の投資家の五つだ。それぞれに違った知識や技術が必要とされる。ロバート・キヨサキはこのうち、インサイド投資家になることから始めた。インサイド投資家になるためには、まずB-1トライアングルを学ぶ必要がある。B‐1トライアングルは、アイディアを利用して資産を作り出す際に、しっかりしたビジネスを立ち上げるためのガイドラインになってくれる。
内容(「MARC」データベースより)
投資術をマスターして、さらに上をめざす人を対象にした上級者篇。究極の投資家になる道、起業家になる道、起業家として成功するためのアドバイスなど、億万長者になるための投資家レッスン。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
キヨサキ,ロバート
日系四世ハワイ生まれ。ハイスクール卒業後、ニューヨークの大学へ進学。大学卒業後は海兵隊に入隊、士官、ヘリコプターパイロットとしてベトナムに出征した。帰還後の1977年、ナイロンとベルクロを使ったサーファー用財布を考案、会社を起こした。この製品は全世界で驚異的な売上を記録し、『ニューズウィーク』をはじめ多くの雑誌が、ロバートとこの商品をとりあげた。1994年に47歳でビジネス界から引退した。今やっているのは、投資と教育だ。「持てる者」と「持たざる者」とのギャップが広がることを憂えて、ボードゲーム『キャッシュフロー』を考案した。これは、それまで金持ちしか知らなかった「金儲けのゲーム」のコツを教える教材だ。このゲームはアメリカで特許権を得ている。お金に関する教育、経済動向についての講演は高く評価されている
レクター,シャロン
妻であり三児の母であると同時に、公認会計士、会社のCEOでもあるシャロンは、教育に関心が深く、多くの力を注いでいる。フロリダ州立大学で会計学を専攻し、当時全米トップ・エイトに入る会計事務所に入所。その後もコンピュータ会社のCEO、全国規模の保険会社の税務ディレクターなどへと転職し、ウィスコンシン州で初の女性雑誌の創刊にもかかわる一方、公認会計士としての仕事を続けてきた
白根 美保子
翻訳家。早稲田大学商学部卒業
林 康史
大和投信主席研究員・一橋大学非常勤講師。法学修士(東大)
今尾 金久
公認会計士・税理士・米国公認会計士。明治大学経営学部卒業。監査法人中央会計事務所(現・中央青山監査法人)を経て、1981年に今尾公認会計士事務所を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
※起業するための準備本, 2006/9/22
はじめてこのシリーズの本を読みました。 投資の勉強のためにこの本を手に取ったのですがどちらかというと企業する人のために書かれた本ですね。しかし、お金を稼ぐではなく、お金に働いてもらうという発想は新鮮でした。この本を読んで税法、会社法、証券法といった法律にも興味がでてきました。
カスタマーレビュー
※自分の現実は自分の心や信念が決める, 2005/12/24
シリーズを通して金持ち父さんの教えの基本である"お金を自分のために働かせる"ということが常に根底にあります。本書では、さらにその教えを発展させ"リーダーシップを発揮してチームとしてビジネスを展 開させる"ためにどのように取り組んでいくかが紹介されています。
自分にとって、この金持ち父さんのシリーズが非常に刺激的に感じられた理由は、
・知らない世界を紹介してくれたこと
・単なる「お金持ち本」ではなく、自分自身との対話を
促すストーリー展開になっていたこと
が大きな要因だったような気がします。自分の経済状況も、幸せも不幸も、結局は自分が選択した結果、つまり、自分が考えている信念や心の状況が反映されているにすぎないことを改めて再確認させてくれたような気がします。
確かにシリーズもののために、重複する部分が多かったり、あまりに現実とかけ離れれている部分があるのも事実です。金持ち父さんのシリーズを読んだにも関わらず、変化や成果が出ていない人には、改めてシリーズを読み直し、自分と対話し、頭を整理し、行動を起こすための起爆剤として本書をおすすめします。有益か無益かは、あたなが決めることが出来るのです。
カスタマーレビュー
※読んでも読まなくてもよかった。, 2005/5/19
本が売れて気をよくした著者が書いた続編,という印象でした。金持ち倒産シリーズは,「金持ち父さん」「キャッシュフロークワドラント」だけで良いと思います。まあ,読んでも有害ではないと思いますが,それほど有益だとも思えませんでした。でも暇つぶしに読むにはいいと思います。
カスタマーレビュー
※ 『お金より価値があるもの?!』, 2005/5/8
20代には『お金より価値があるもの』を教えてくれると思う。ユニークなお話仕立てだし!!厚さの割りに読めてしまうし、内容にもしっかり満足できるはず。シリーズで読みたいところだけど、この『上級編』からスタートしても好奇心をそそられるかも。ゲーム販売の詳細とか大人の楽しいマネー講座。。。『さくさくした読み心地の良いクッキー』みたいだと。。まずは、1冊読んで見る・・のがいいかな。『無駄』には絶対ならないと思いました!!
カスタマーレビュー
※私にはむずかしい, 2005/3/27
上級編というだけあって、具体的な投資の用語などがかなりたくさん出てきて、理解できないところが多い。それでもキヨサキ氏の自らがたどってきた軌跡とそれに対する洞察は、やはり読み応えがある。この本では、キヨサキ氏がお金持ちになって、さらに上を行こうとするときの葛藤が書かれている。また、たびたび読み返して、投資用語など、書いてあることが理解できるようになっていきたいと思う。
カスタマーレビュー
※勤労所得を不労所得とポートフォリオ所得に変える, 2005/1/12
前回に引き続き、頭の中の常識を刺激してくれる。僕らは「外の世界からの光」がないと外の世界があることさえ気づかない。この本はそういう「外の世界から差し込んだ光」だと思う。僕らが当たり前だと思っている、勤労所得を得ると言うこと。金持ちはこの勤労所得を不労所得とポートフォリオ所得に変え、それに金を稼がせる。金に働かせて更なる金を作り出すという「考え方」を教えてくれる。ただ、いつも通り非常に読みやすい文章で納得され沿うにはなるが、この本で扱っている問題は主に既に会社を経営している人などが対称なので、実感を持ってこの本のよさを感じることができない。行動をしながら読むともう少し実感を伴って読み進めることができると思った。ちなみに、シリーズ5冊目はもう既に注文しましたw