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これから10年 長期投資のロードマップ

これから10年 長期投資のロードマップ

これから10年 長期投資のロードマップ (単行本) 岡崎 良介 (著)

出版社 / 著者からの内容紹介
20 年のデータ分析でわかった、長期投資の実践書。2006年までは成長株投資、2006年~2008年までは小型株+債券投資、2008年~2013年までは割安株投資、2013年~2015年までは小型株+割安株投資、2015年からは成長株投資。これがもっとも効率のいい長期投資のシナリオ!

内容(「BOOK」データベースより)
~2007、成長株投資。2008、小型株+債券投資。2009~2013、割安株投資。2014、割安株+小型株投資。2015~、成長株投資。80年分のデータ分析でわかった、ストレスなし短期ではなく長期的に儲かる具体的シナリオ。

内容(「MARC」データベースより)
80年分のデータ分析でわかった、ストレスなしで長期的に儲かる具体的シナリオ! 長期投資を考える人に、株・金利・為替がどういう仕組みで動き、影響を及ぼしあっているのかを解説し、今後10年間の予測を提示する。

カスタマーレビュー
※景気、株価、金利、為替の動きをつかむことができる, 2007/2/11
景気サイクルの段階によって投資家が注目する銘柄のタイプが異なるのは、感覚的にも納得できるもの。まず、それを過去のデータで裏付けている。 今後10年間の予想については眉唾で読んでいたが、過去のデータを基にして、かなり論理的に結論を導き出しているので、思った以上に引き込まれた。 それでも、未来のことは何が起こるかわからないので、「内容紹介」にあるような結論部分に、この本の価値があるとは思わない。 結論を導き出すにあたって、景気、株価、金利、為替の動きを、豊富なデータと説得力のある論理で丁寧に説明しているため、これらの大まかな関係をつかむことができる。 また、「何が起こるかわからない」ながらも、今後のリスクについても紹介しており、幅広い考察を行なっている。最終章とエピローグでは、著者の祖母や動物の共生関係についても触れており、ほのぼのとした気持ちで読み終えることができました。

カスタマーレビュー
※経済を予想するポイントが分る, 2006/6/4
題名はうさんくさい「予想本」のようだが内容は真剣である。 著者は前著でも題名の付け方が「子供向き」で損をしている この本もプロが読むと、感動モノの内容である。 何年後にどうなる、と言うの予測が中心だが読みどころは別にある。なぜその予測を立てたか、その理論展開が素晴らしい。何年後にどうなるではなく、このような経済情勢ならこうなると言う部分を理解できれば読者が自分で予想を立てることが可能になるだろう。特に米国金利の影響を分析している部分は白眉! 何年も座右において、時々読んでみたくなる本だ。 この本は一冊5万円でも、買いたくなる人がいるだろう。私もつまらないセミナーに出るくらいならこの本を読めと言いたい

カスタマーレビュー
※ 経済の基本, 2006/3/2
色んな株の本を見ましたが経済の基本が統計的に理解出来、自分自身で経済の予想が作成出来る処が良いですね。一読しましたが経済は細かい事は兎も角基本的な動きは過去の統計が示す様に将来は過去の延長に過ぎない。株価は瞬間的には人気に拠って可也過激に動くことも多く有ります。又其の時期が少し前後する事は有りますが、自分の作成した予定に沿って動く事が良く理解出来る。株に関わらず金融商品を取り扱う方はこの本、或いは関連書を読まれると良いと思います。

カスタマーレビュー
※とにかく素晴らしい本です!, 2006/1/17
本書はまずシェイクスピアの「ヴェニスの商人」の登場人物を、資本主義社会における2つの投資家タイプとして取り上げることから始まっています。経済学的な視点から物語を捉えているのはエピローグに出てくる「シートン動物記」でも同様ですが、とにかく示唆に富む内容に驚かされました。物事の本質とは何なのか、様々な経済事象がなぜ起こったのか改めて考えさせられ、教えられます。

第2章、第3章では筆者の経験とそこから導き出された具体的な“答え”が投資のロードマップとして明確に示されており、第4章では投資におけるリスクの考え方、第5章では長期投資家としてどのように生きるべきかが分かりやすい言葉で書かれています。 「投資家になるというのは、このように景気を軸に、世の中の動きを見つめながら、「時代」の流れを理解し、次に起こることを漠然とながらも予測できるようになる、ということです。」(第5章より)

この本を読み、長期投資家として長くマーケットと関わるためには、出来るだけ不安要素を取り除く努力をし、長い道のりを歩く方法を示した“ロードマップ”を頭に入れておくことが大事だということを、強く認識させられました。 本書は巷に溢れている投資のノウハウ本とは全く性質の異なる本であり、多くの方に、長く手元に置ける良書としてぜひお勧めしたいと思います。

カスタマーレビュー
※循環論で誘う長期投資への旅, 2006/1/9
本書では、個人の資産運用において、長期的な視点で 投資を行うよう一貫して勧めている。こんにち、ネット証券
等を介した「デイトレード」などの短期投資(投機といった方が適切だろう)が流行しているが、著者はもっとゆったりとしたスタンスで、「儲ける」ことより「続ける」ことを主眼に運用するよう戒めている。全く同感である。短期の儲けは資産と人生の安寧に全く関係ないどころか、ときに有害でさえあろう。

さて、そのような「長く続ける」ための資産運用を行ううえで不可欠になるのが自分なりの経済観、相場観である。なぜなら 情報の氾濫するこんにち、我々はしばしばマスコミ等で喧しく 流される「構造論」に流され、株式投資のチャンスを逃したり、 逆に債券や銀行預金に集中投資したりしがちになるからだ。

その意味で、本書第三章を中心に展開される過去の経済データの分析を通じて、資本主義経済には循環サイクルが
厳然と存在することを学ぶことには大きな意味があるだろう。 一方、本書の表題にもなっている第二章の今後十年の
ロードマップの方はまあ話半分に目を通せばいいのでは。経済は循環する、という事実を除いて、「予測」など当たった試しはないのです。

その他の章では資本主義経済に関する基本的なことがらや、投資家として持つべき心構え、「リスク」とのつきあい方等について例を用いつつ易しく説いている。まじめに資産運用に取り組む個人にとって参考になる部分はいろいろあるはずだと思う。良質な金融エッセイ集として多くの方に推薦したい。一方、部数を売るためには仕方ないとは思うが、第二章が蛇足な感も否めないので星一つ分だけマイナスにさせてもらいました。

カスタマーレビュー
※非常に大胆な予測の本, 2005/12/20
非常に大胆な本です。何が大胆かというと、これから10年間の日本の景気循環を予想したうえで、株価、金利、為替について、今後いつピーク(ボトム)となるかを「断言」しているからです。 さすがに、具体的な値(水準)については「目安」を提示するにとどまっていますが、過去のデータを裏付けに明快に「道案内」をしてくれます。ちなみに、筆者の経歴は、83年に慶応義塾大学経済学部卒業後、伊藤忠商事、野村證券投資信託委託、日本バンカートラスト信託銀行(常務執行役員)を歴任の後、現在、フィスコの運用担当取締役をされています。 どこまで、当たるかはわかりませんが、ガイドとして手元に置いておいて損のない一冊だと思います。

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